成績データなど4095人分盗難被害、法政二中・高/川崎

成績データなど4095人分盗難被害、法政二中・高/川崎
カナロコ 2011年8月26日(金)23時45分配信

 法政大学第二中・高等学校(川崎市中原区)は26日、校内の入試広報委員会室が空き巣被害に遭い、在校生や中学校受験生ら延べ4095人の氏名や成績データなどの個人情報が入ったUSBメモリー7本と現金約30万円が盗まれた、と発表した。中原署が窃盗事件として調べている。

 同校によると、空き巣被害に遭ったのは7月26日夕から27日早朝にかけて。同室は同校2号館1階にあり、窓は施錠されていなかった。USBには、過去3年の計2915人分の中学入試情報(氏名、点数)と2005年から10年度に在籍した中学生1180人分の中間・期末試験の成績データが保存されていた。現時点では、ネット上での流出、不正使用は確認されていないという。

 同校の榎本勝己校長は「関係者に多大な迷惑と心配を掛け深くおわびする。今後、防犯システムの強化を図り、個人情報の保管管理の徹底に努めたい」とコメントしている。

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