セクハラ:県立大、50代男性准教授を懲戒解雇 研究室で学生の体触る /静岡

セクハラ:県立大、50代男性准教授を懲戒解雇 研究室で学生の体触る /静岡
毎日新聞 2011年9月17日(土)13時41分配信

 女子学生にセクハラ行為をしたとして、静岡県立大は16日、同大経営情報学部の50代の男性准教授を同日付で懲戒解雇処分とした。准教授はすでに退職している。同大は「被害者が特定される可能性がある」との理由で、准教授の氏名を公表していない。同大によると、准教授は昨年12月末から今年1月末にかけ、自分の研究室で女子学生の体を触るなどのセクハラ行為をした。女子学生は准教授が単位を認定する講義を受講し、テキストの校正アルバイトとして准教授に雇われていた。
 女子学生が1月27日、大学のセクハラ防止・対策委員会に申し出て発覚。女子学生は3月に卒業している。
 同大の聞き取りに准教授は「触ったことは認めるがセクハラとは認識していなかった」と説明したが、委員会でセクハラと認定された。同大の木苗直秀学長は16日の記者会見で「学生に大変申し訳ないことをした。再発防止を強化したい」と陳謝した。【仲田力行】

9月17日朝刊

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