市立小で男性教諭が体罰、児童に約10日間のけが負わす/横浜
カナロコ 2011年9月28日(水)7時30分配信
横浜市戸塚区の市立小学校で40代の男性教諭が6月、担任を務めている3年生のクラスの男子児童に、約10日間のけがを負わせていたことが27日までに分かった。市教育委員会は体罰と認めている。
市教委によると、児童はけがの回復後、登校しているが教諭に会うのを怖がり、約4カ月たった今もクラスに戻っていない。別の教室で他の教諭から個別に授業を受けているという。市教委は「以前のように授業が受けられるように、児童や保護者の信頼回復に向け、話し合いを続ける」とコメントしている。
市教委や関係者などによると、教諭は6月1日午後の授業中、「話を聞いていなかった」として、児童を廊下に連れ出して指導。右肩を右手でつかみ、引っ張って倒したという。児童は左目付近が床にぶつかって腫れ上がるけがを負った。
教諭は「きちんとさせたかった。かっとなってしまった」などと話しているという。市教委は「一定の処分を検討している」としている。