水口東高アドレス流出 卒業生ら189件 迷惑メールも受信

水口東高アドレス流出 卒業生ら189件 迷惑メールも受信
京都新聞 2011年11月22日(火)22時49分配信

 水口東高(滋賀県甲賀市)は22日、同校が管理していた卒業生ら189件のアドレスが流出し、迷惑メールが送信された、と発表し、川越利喜夫校長が陳謝した。
 同校は今月18日、不審なメールを受けたとの卒業生の指摘を受けて調査。学校が使用するフリーメールで、アドレス帳に登録されていた卒業生らに物品の購入を促す英文メールが送信されていた。
 フリーメールは、インターネット上でIDやパスワードを登録して使うサービスで、外部のパソコンからも利用できる。今回、同校関係者が送信しておらず、校内の端末からウイルスなども確認できなかったことから、同校は、パスワードなどを不正取得して外部で送信された可能性があると説明した。
 滋賀県教委は、公務用メールアドレスを全校に配布した1995年以降、フリーメールの使用を原則禁じたが、同校ではそれ以前からの使用を続け、パスワードも変更していなかった。

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