生徒ら550人名簿盗難 相馬中学教諭

生徒ら550人名簿盗難 相馬中学教諭
2011年11月22日 10時32分配信 福島放送

相馬市の向陽中は21日、40代の男性教諭が市内の自宅から平成22年度と今年度の生徒、教職員約550人分の個人情報を記した名簿を盗まれたことを明らかにした。

同校などによると、名簿には生徒の名前と住所、電話番号、保護者の名前、職種などが記載されていた。

男性教諭は名簿を財布などと一緒にショルダーバッグに入れて1階居室に置いていたが、家人のバッグなどと一緒に19日未明、盗まれた。

勝手口の鍵が無施錠だった可能性があり、2階で家族4人が寝ている間に被害に遭ったとみられる。

同校は名簿の校外への持ち出しを原則として禁じている。

しかし、東日本大震災以降、安否確認などで生徒の家庭と連絡を取る機会が増え、男性教諭は担任を補佐して各学年の生徒に連絡を取る役割を担っていたこともあり、斎藤順至校長は容認していたという。

男性教諭は19日に相馬署に被害届を提出し、学校を通じて市教委にも報告した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする