教育内容、実態調査せず 朝鮮学校補助金で県方針 群馬

教育内容、実態調査せず 朝鮮学校補助金で県方針 群馬
産経新聞 2011年11月22日(火)7時55分配信

 県が前橋市の群馬朝鮮初中級学校(安重根校長)に対する今年度分の補助金交付にあたり、教科書や授業内容の実態調査を行わない方針であることが21日、分かった。

 県学事法制課は、調査しない理由について「16日の同校の訪問で、教育内容まで踏み込んで調査する必要はないと判断した。に調査結果を報告したが、具体的な指示はない」と説明している。同課によると、16日の調査で、安校長から教育内容について「民族教育はしているが、反日教育はしていない」と説明があったという。ただ、県側は具体的な教育内容の中身や北朝鮮による日本人拉致事件に関する指導内容について質問せず、学校からも説明はなかった。

 は同日の記者会見で、授業視察などを通じた教育内容の実態調査について「職員が今日、しっかりと確認に行っている。(実態調査については)必要があれば検討する余地がある」などと述べていた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする