懲戒処分：高１にセクハラ、朝明高教諭を停職−−県教委 ／三重
毎日新聞 2011年12月23日(金)12時26分配信
県教委は２２日、女子高生にセクハラ行為をした県立朝明高校の男性教諭（５６）を停職１カ月、人身事故を起こした県立特別支援学校西日野にじ学園の女性講師（２３）を減給１０分の１、１カ月間の懲戒処分にした。
県教委によると、男性教諭は８月２２日、津市内のファミリーレストラン駐車場などに止めた乗用車内で、他の高校１年の女子生徒の手を握ったり、右手の甲にキスするなどした。教諭は通っていたスポーツクラブで女子生徒と知り合い、ファミリーレストランなどで個人的な学習指導を行い、駅などへの送迎もしていた。教諭は「いつも自信なさそうにしている生徒を元気づけようという思いが高じてキスしてしまった。恋愛感情はなかった」と話しているという。
講師は８月３１日、菰野町内の農道で乗用車を運転中、信号機のない交差点で一旦停止を怠り、出合い頭の衝突事故を起こした。この事故で相手の車の女性ら２人に重軽傷を負わせ、自動車運転過失傷害罪で罰金７０万円の略式命令と６０日間の免許停止処分を受けたという。【田中功一】
〔三重版〕
１２月２３日朝刊