新潟大・永山教授が仮処分申し立て 不正契約問題
2011年12月27日 読売新聞
新潟大学(下條文武学長)の先端医療機器購入を巡る不正契約問題で、副学長職を解任され、講義や学生指導などの職務も停止させられた永山庸男教授(55)が26日、新大を相手取り、以前と同様に教育活動ができるよう求める地位保全の仮処分を新潟地裁に申し立てた。
永山教授は4月、不正契約問題に関与したとして、学生を指導するのはふさわしくないと、講義やゼミなどで学生に教える職務の停止を命じられた。職務停止で研究に支障をきたしたことから仮処分を申し立てた。
新大総務課は「詳細が分からないので現時点でコメントは控える」としている。