元教諭が一部否認 検察、下着盗も指摘 教え子女児わいせつ
2012年01月12日 15:21 千葉日報
教え子の女児にわいせつな行為をしたとされる事件で、強姦(ごうかん)と強制わいせつの罪に問われた木更津市畑沢南1、元小学校教諭、磯崎昌彦被告(37)の初公判が11日、地裁木更津支部(黒津英明裁判長)であり、磯崎被告は「強姦はしていません」と起訴内容を一部否認した。弁護側は強姦罪ではなく、強制わいせつ罪に当たるとしている。
検察側の冒頭陳述によると、磯崎被告は犯行前、10歳未満の女児のタレントに興味を持つようになり、写真集などを収集。未成年の少女の家を突き止めて侵入し、下着を盗む行為を数回にわたり繰り返していたという。
現在の学校の前に勤めていた県内の小学校では、当時の児童の保護者から、「女の子ばかりの写真を撮ったり。下着を外して、Tシャツとか体操服1枚で写真を撮ったり、(女子児童に)ブリッジをさせて写真を撮ったりとか…。(磯崎容疑者が)『あした、みんな学校に来る時には、水着で来いよ』とか、『卒業式は、みんなスカートで来い』とか」といった話も聞かれた。
押収された磯崎容疑者のパソコンには、この女児へのわいせつ行為の様子などを撮影した画像データが保存されており、同課は児童買春・ポルノ禁止法違反などの疑いもあるとみて捜査している。