教職員の不祥事、根絶へ意見交換 県教委とコンプラ委 静岡

教職員の不祥事、根絶へ意見交換 県教委とコンプラ委 静岡
産経新聞 2012年1月26日(木)7時55分配信

 セクハラ行為や窃盗など相次ぐ教職員による不祥事の根絶に向けた県教職員コンプライアンス委員会(日詰一幸委員長)と県教育委員会(金子容子委員長)の教育委員との意見交換が25日、県庁で行われ、不祥事の再発防止策を探った。

 両委員会の意見交換は今回が初めて。会議では県教委から平成23年度中の教職員による不祥事や処分の発生状況と、これまでの対応策が報告された。

 コンプライアンス委員会の委員は「セクハラ相談員の存在や、いじめなどに関するアンケートなどの取り組みが保護者に伝わっていないのではないか」と指摘。県教委側では不十分な面があれば今後、広報体制を整えることを示した。

 また、不祥事の発生時期について金子委員長が「過去10年間の発生をみると、6月に多発し、12月は最も少ない」と分析。別の教育委員からは「PTAなどと協力して学校外のセクハラ相談員も必要ではないか」と提案もあった。

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