懲戒免職:生徒にわいせつ行為、高校臨時講師を県教委が処分 /秋田
毎日新聞 2012年1月24日(火)13時0分配信
県教委は23日、女子高校生に対しわいせつな行為をしたとして、県北部の県立高に勤務する臨時講師の60代の男を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
県教委によると、同講師は10年10月から11年3月にかけて、複数回にわたり女子高校生の体を触ったり、キスをしたという。11年12月に女子高校生の家族が同講師の勤務先の高校の校長に相談して発覚した。県教委の調査に対し、同講師は体を触ったことなどを認めているという。校長と教頭は監督責任を問い同日付で訓告処分とした。県教委は「学校教育の信頼を大きく損ない大変申し訳なく思う」とコメントした。
県教委は「被害者の特定につながる恐れがある」として、被害者が講師の勤務先の高校の生徒だったかどうかや、わいせつ行為があった場所や時間などについて一切明らかにしていない。【坂本太郎】
1月24日朝刊