女子生徒にみだらな行為、元教諭に実刑判決/横浜地裁
カナロコ 2012年1月27日(金)6時0分配信
女子生徒にみだらな行為をしたなどとして、児童福祉法違反などの罪に問われた横浜市旭区、同市立中学校元教諭、小瀬村賢被告(43)の判決公判で、横浜地裁(前澤久美子裁判官)は26日、懲役2年6月を言い渡した。
検察側は、前回の論告公判で懲役5年を求刑していたが、被告が被害者に対して慰謝料などを支払ったなどとして、同日、再開した審理で懲役4年を求刑し直した上で、判決が出された。
判決で、前澤裁判官は「女子生徒の心身への悪影響は計り知れない。悩みを相談に来た生徒に対して、自らの性欲を満たすために犯行に及んでおり、動機は身勝手で刑事責任は重い」と非難した。
判決によると、被告は18歳未満であることを知りながら、2010年3月と同5月、横浜市内で女子生徒にわいせつな行為をし、昨年9月には、同市内で別の女子生徒にみだらな行為をした。