公金横領元職員ら 名張市が刑事告訴 三重
産経新聞 2012年2月15日(水)7時55分配信
名張市立看護専門学校をめぐる元同校職員の男性(39)=懲戒免職=と女性(42)=停職6カ月、現在人事研修室付=の2人による公金着服問題で、同市は14日、2人を業務上横領罪で刑事告訴した。市の説明によると、告訴状では2人は共謀し、昨年9月27日から11月4日ごろの間、複数回にわたって同校生徒の授業料計375万円を着服したとしている。女性は窓口で現金納付された授業料の一部を抜き取り、男性に渡していたという。
この問題に関する市の調査では、19年度から約5年間にわたり授業料1087万5千円、18年度から4年間に入学金42万円が不明となっているが、市は「事案を絞って告訴することにした」としている。