<暴行>山大教授が准教授に 卒業式後、突然胸ぐらつかみ「学生に謝れ」

<暴行>山大教授が准教授に 卒業式後、突然胸ぐらつかみ「学生に謝れ」
毎日新聞 2012年3月14日(水)13時12分配信

 山口大は13日、60代の人文学部の男性教授が、同じ学部の男性准教授の胸ぐらをつかむなどの暴行を加え、山口簡裁で罰金10万円の略式命令を受けていたとして、同日付で出勤停止10日間の懲戒処分としたと発表した。男性教授は「社会人として自覚に欠けた行為だった」などと話し、反省文を提出した。

 大学の人事課によると、昨年3月の卒業式後、突然、男性教授が准教授の胸ぐらをつかんで約10メートル引っ張り、学生らの前で「学生に謝れ」などと暴言を浴びせたという。

 大学によると、2人は15年以上前から仲が悪かった。准教授は4月に被害届を提出。男性教授は9月16日付で暴行罪で略式起訴され罰金10万円の略式命令を受けた。【佐野格】

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