群馬県立桐生高校、受験生の答案用紙1枚紛失
読売新聞 2012年3月15日(木)20時37分配信
群馬県教委は15日、公立高校の後期入試で、県立桐生高校(桐生市)普通科を受験した男子生徒1人の英語の答案用紙を紛失したと発表した。
再試験はせず、英語を除く4教科と調査書で合否判定したが、合否結果は明らかにしていない。
試験は9日に行われた。12日に採点が終了し、得点をコンピューターに入力しようとしたところ、答案用紙1枚が足りないことに気づいたという。
同校のマニュアルには、試験監督の教諭ら2人で答案用紙の回収や枚数の点検などを行うと定めている。だが、教諭1人が試験終了後、受験生に忘れ物を届けに行ったため、残る1人で回収した上、枚数の確認などもしなかったという。
尾池武校長は「ご迷惑とご心配をおかけし、心からおわび申し上げます」と謝罪した。