姫井議員と不倫の元教諭 「解雇は有効」と逆転敗訴

姫井議員と不倫の元教諭 「解雇は有効」と逆転敗訴
2012年3月22日 19:41 スポーツニッポン

 との不倫などを理由に解雇されたが、学校側に従業員としての地位確認などを求めた訴訟の控訴審判決で、広島高裁岡山支部は22日、解雇無効とした一審判決を変更し、解雇は有効とした。

 判決理由で片野悟好裁判長は「不倫関係で学校の社会的評価を低下させかねず、教職員の適格性判断に影響する」と指摘、解雇は合理的理由に基づくと判断した。一方、学校側に未払いの時間外手当など約1500万円の支払いを命じた。

 一審判決は「解雇理由が教職員としての資質に欠けるものとはいえない」として解雇されていなかった場合に支払われた賃金分など約4千万円の賠償を学校側に命じていた。

 判決によると、男性は関西学園(岡山市)が運営する中・高校に勤務。2007年4月、休職処分とされ、さらに同年7月、解雇された。

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