競艇場で通信簿記入した教諭を停職処分 大阪府教委

競艇場で通信簿記入した教諭を停職処分 大阪府教委
産経新聞 2012年3月27日(火)19時26分配信

 大阪府羽曳野市立中学校の3年を担当する男性教諭(58)が、生徒の通信簿を競艇場に持ち込んで成績を記入していた問題で、大阪府教委は27日、この教諭を停職1カ月とする懲戒処分を発表した。教諭は同日付で依願退職した。

 府教委によると、教諭は今月10日、副顧問を務める柔道部の練習会に参加するため、福井県を訪問。別の先生が部員を引率している時間帯に同県内の競艇場に行き、舟券を買ってレースを観戦しながら、学校から無断で持ち出した通信簿の作成作業をした。

 また、通信簿の完成後に押さなければならない修了証印を、校長が教諭の求めに応じ事前に押していたことも分かり、府教委は校長を訓戒とした。

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