酒気帯び運転:保育士を懲戒免 富山市、不祥事続き罰則強化へ /富山
毎日新聞 2012年3月31日(土)16時14分配信
富山市は30日、酒気帯び運転で人身事故を起こしたとして同市立柳町保育所の影山由佳保育士(58)=同市太郎丸=を懲戒免職処分にしたと発表した。また管理監督責任を問い、福祉保健部の男性参事(56)と同保育所の女性所長(60)をそれぞれ口頭厳重注意とした。
同市によると、影山保育士は今月18日、同市掛尾町の市道交差点でパック入りの日本酒を飲みながら普通乗用車を運転し、赤信号で停車していた乗用車に追突し、運転していた女性にむちうちのけがをさせた。影山保育士は「年度末のストレスで、つい車に置いてあった酒を飲んだ」と話し、事故後は保育所を休んでいるという。
同市では昨年11月にも環境センターの職員が飲酒物損事故を起こして停職処分を受けるなど職員の飲酒事故が続いたことから、同日付で懲戒処分基準を改訂。これまで酒気帯び運転で物損事故を起こした場合、停職処分としていたが、免職もしくは停職処分にすることにした。【青山郁子】
3月31日朝刊