被害総額9600万円裏付け 「九重会」積立金横領事件で追送検 兵庫

被害総額9600万円裏付け 「九重会」積立金横領事件で追送検 兵庫
産経新聞 2012年4月4日(水)7時55分配信

 神戸大付属住吉小学校や同付属中等教育学校住吉校舎の保護者らでつくる後援会「九重会」などの積立金横領事件で、東灘署などは3日、業務上横領容疑で、西宮市甲子園五番町の同会元会長、坪井崇被告(53)=同罪で公判中=を神戸地検に追送検し、捜査を終結したと発表した。同署などは計169件の容疑を裏付け、被害総額は約9600万円にのぼるという。

 追送検容疑は平成22年10月〜23年7月、18回にわたり、九重会の積立金計約700万円を銀行口座から引き出したなどとしている。

 同署によると、坪井被告は九重会や同小・中同窓会の会長だった17年4月〜23年7月に積立金の横領を繰り返し、消費者金融の返済や高級外車の購入費用などに充てていたという。

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