通知票2通を2度も盗難、茅ケ崎市立小で/神奈川
カナロコ 2012年4月2日(月)23時0分配信
茅ケ崎市は2日、市立小和田小学校の校内から2人分の通知票が盗まれ、茅ケ崎署に盗難の被害届を提出した、と発表した。2通は一度なくなった後に校外で発見され、校内に保管中に再度なくなったという。
同市によると、盗まれたのは同校4年生2人の通知票。最初になくなったのが判明したのは3月21日で、校長室の耐火金庫内に全校児童844人分の通知票がクラスごとの袋に入っている中から抜き取られていた。同校は23日に該当児童の保護者に謝罪した上で、あらためて作成した通知票を渡したという。
一方で同日、通知票を校外で発見したという連絡が市教育委員会に入り、24日に大磯町在住という男性が来校して校長が通知票を受け取り、校長室の机の引き出しに鍵を掛けて保管していた。しかし、4月2日朝、引き出しから通知票がなくなっていたため、警察に通報した。市によると、耐火金庫も机の引き出しも施錠されており、鍵の所在は限られた教職員しか知らないという。
同市は昨年12月、教育長印の2度目の紛失事件が起こり、同署に被害届を提出している。谷井茂久教育長は会見で、「内部でこういうことをする人間がいるかもしれないということを踏まえ、管理の在り方を考えたい」と述べた。