酒気帯び運転：免職処分取り消し 県教委、控訴断念 免職改め、２教諭を停職１年に ／秋田
毎日新聞 2012年4月13日(金)12時5分配信
県教委は１２日、教育委員会会議を開き、飲酒運転により免職とした教諭２人の処分が秋田地裁判決（今月７日確定）で取り消されたことを受け、改めて２人を１３日から停職１年の処分とすることを決定した。
停職１年は免職の次に重い処分。県教委は控訴は断念したものの、今回の行為は重大な事故を引き起こす可能性があったことや、教育公務員として自覚を欠く行為だったとして停職処分とした。その後の職場復帰は本人の意向を確認しながら検討するという。２人は今月７日から復職しており、免職から復職までの給与は全額支払われる。
県教委は「今一度教職員の自覚を促し、飲酒運転の根絶に取り組む」と話した。【小林洋子】
４月１３日朝刊