懲戒処分:女子高生に性的暴行など、教諭2人を免職−−県教委 /長崎
毎日新聞 2012年4月27日(金)16時55分配信
県教委は26日、女子高校生に性的暴行を加えたとして強姦(ごうかん)容疑で逮捕された佐世保市の県立高校教諭(50)ら2人を懲戒免職処分にしたと発表した。佐世保の教諭の名前について、県教委は「公表すれば、女子生徒が特定される恐れがある」とし、公表しなかった。
県教委によると、佐世保市の高校教諭は昨年7〜10月、複数回にわたり、県外のホテルで、同校の女子生徒(当時18)に性的暴行を加えたとしている。生徒側の相談を受け、今年、逮捕されたが、生徒側と示談が成立し、起訴されなかったという。同校の校長(57)を戒告にした。
また、平戸市立平戸小の白石浩二教諭(40)=児童ポルノ法違反罪で起訴=も免職に。2月4日ごろ、佐世保市内のホテルで、県内の女子高校生を裸にし、携帯電話のカメラで撮影したとしている。同市教委は、当時の校長を文書訓告にした。【阿部義正】
〔長崎版〕
4月27日朝刊