教師はなぜ、教室で不倫SEXするのか?“尾木ママ”バッサリ!

教師はなぜ、教室で不倫SEXするのか?“尾木ママ”バッサリ!
2012.04.28 ZAKZAK

 ハレンチ先生が激増している。に励めば、も現れた。“聖職者”の下半身に関する不祥事はいまに始まったことではないが、彼らはなぜこうも脱線してしまうのか。

 大阪府教育委員会は25日、大阪府泉南市立小学校の男性教諭(29)と女性教諭(28)を停職3カ月の懲戒処分とした。府教委によると、職場の同僚である2人は、昨年11月に3回、勤務時間外の夜に教室内で性行為に及んだ。2人とも25日付で依願退職したが、府教委の調査に「気持ちが高ぶってしまった」と弁明。規律を教える立場が、ガマンできなかったというからあきれるばかりだ。

 さらに驚かされるのは愛媛県松山市で3月に発覚した公立中学校の男性教諭(51)のケースだ。

 「国語科の教諭で、3年生の進路指導も担当していたが、昨年12月から今年1月にかけ、自分の車の中などで、15歳(当時)の女子生徒へわいせつ行為を複数回働いた。それだけでなく、この生徒の進路指導にかこつけて母親(30代)にも接近し、ホテルでコトに及び、妊娠までさせてしまった」(県教育委員会関係者)という。

 文部科学省によると、2010年度にわいせつ行為などで処分された教職員は905人。08年の1059人、09年の943人からみると減少傾向にはあるが、高水準であることには変わりない。

 なぜ、教員たちの下半身トラブルは収まらないのか。

 教育評論家の尾木直樹氏は「こうしたハレンチ教師は全体の1%にも満たない」と前置きした上で、こう話す。

 「環境が関係しているのでしょう。教室の中でしちゃった先生は、確かにモラルが欠如していると思います。でも、若い2人がそんな風になっていたら、普通、周りの先生が気づくはずです。教員が余裕をなくして教育環境について、無関心になっているんじゃないでしょうか。こんな状況では、子供たちにまともな教育ができるはずがありません」

 一方、職場のセクハラ問題に詳しく、『公務員のセクハラ防止マニュアル』(ぎょうせい)の著書がある労働ジャーナリストの金子雅臣氏は「教育界のコンプライアンスの概念が、一般社会と少しズレている」と指摘。世間の常識と乖離しがちな現状を遠因に挙げる。

 「私が見た中でも、セクハラで訴えられたにもかかわらず、『自由恋愛だった』などと、とんでもない言い訳する先生が結構いました。教員は、一般社会と隔絶された環境の中で、独自の価値観をつくりがち。彼らにも自分の立場を客観視する姿勢が求められます」

 教諭にも性教育が必要な時代になったということか。

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