酒気帯び運転の小学校教頭、懲戒免職処分に
読売新聞 2012年5月11日(金)20時30分配信
福岡市教委は11日、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で交通切符(赤切符)を切られた同市立室見小の逆瀬川敦智(さかせがわあつのり)教頭(50)(福岡市南区)を懲戒免職処分とした。
監督責任を問い、教育長や学校長ら4人を訓告とした。
発表によると、逆瀬川教頭は4月19日午後7時20分頃から約5時間、同僚教諭2人と市内の飲食店でビール2杯と焼酎のロック3杯を飲酒。歩いて同僚を送り、20日午前1時50分頃、店の近くに止めていた乗用車を運転した。警察官の飲酒検知で呼気から基準を超すアルコールが検出された。
逆瀬川教頭は「(公務員という)職の信用をなくす行為だった」と反省しているという。
市教委は10日付で市立の各学校長に対し、公共交通機関で通勤できる教諭に車通勤をやめるよう指導を求める通知を出した。今後、飲酒運転などの不祥事防止策を検討する。