堀越学園:元理事長ら地位保全認める−−地裁高崎支部決定 /群馬

堀越学園:元理事長ら地位保全認める−−地裁高崎支部決定 /群馬
毎日新聞 2012年5月22日(火)13時20分配信

 学校法人堀越学園(高崎市、大島孝夫理事長)の堀越哲二元理事長(64)ら4人が、同学園理事などの地位保全を求めて仮処分を申し立て、前橋地裁高崎支部(松丸伸一郎裁判長)は21日、地位保全を認める決定を出した。双方の代理人が取材に答えた。
 仮処分申し立てをしていたのは、堀越元理事長と女性3人。決定では堀越元理事長の理事、創造学園大学長及び評議員、女性3人の理事について地位を仮に定めた。堀越元理事長が申し立てていた学園長と教授については却下した。
 申し立てなどによると、堀越元理事長(11年1月に理事長辞任、その後は理事)と女性2人は、今年1月10日と同13日の理事会で、各役職の解任・解雇決議がなされたが、所定の招集手続きが行われないなどで決議は無効。他の女性1人は同4日の理事会で就任している、と主張していた。
 決定に対し、学園側の代理人は「信じられない内容。執行停止を求めたい」とのコメントを出し、同支部に異議申し立てをする方針。【増田勝彦】

5月22日朝刊

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