懲戒免職:元教え子にみだらな行為、中学教諭を処分−−県教委 /長野
毎日新聞 2012年5月18日(金)11時34分配信
県教委は17日、元教え子の女子高校生にみだらな行為をしたとして、東御市青少年健全育成条例違反罪(罰金刑)が確定した市立中学校の佐藤享教諭(35)を懲戒免職処分にした。教諭は「期待と信頼を裏切り反省している。関係者には多大な迷惑を掛けた」と謝罪したという。
県教委によると、処分理由は、被害者が中学生の頃から、性的な内容を含むメールを複数送り、高校進学後もわいせつな行為をしたとしている。事件では教諭は3月に逮捕され、4月に佐久簡裁で罰金20万円の略式命令を受け、支払った。
また、が今月、女子高生のスカート内を盗撮しようとしたとして県迷惑防止条例違反容疑で逮捕されるなど相次ぐ教員不祥事について、山口利幸教育長は「自分の足元が崩れる感覚。被害者や県民に対して申し訳ない」と改めて陳謝した。【福富智】
5月18日朝刊