(朝鮮日報日本語版) 女性教師、事故車の塗装めぐりネットに虚偽の書き込み 韓国

(朝鮮日報日本語版) 女性教師、事故車の塗装めぐりネットに虚偽の書き込み
朝鮮日報日本語版 2012年5月28日(月)9時56分配信

 高校教諭のK被告(47)は2010年11月、現代自動車のある代理店で、父親との共同名義で中型セダン「ソナタ」を購入した。それから1カ月半後、K被告は接触事故を起こし、前部ドアなどの塗装がはがれたため、板金業者に塗装を依頼した。

 ところが昨年6月、塗装した部分の色が変わり始めた。そこでK被告はインターネットのポータルサイトや自動車関係のコミュニティーサイトなどに「現代自の○○代理店で新車を購入したが、事故を起こした車を塗装し直して引き渡したようだ」というタイトルで数回書き込み、代理店の販売担当者の実名も記載した。

 「新車を購入したが、時間がたつにつれて、助手席のドアの色が黄色くなった。現代自の修理センターを訪れたところ『車の状態が出荷したばかりの状態ではなく、塗装し直している』と言われた。私は事故を起こしたことがないが、代理店の社員Sさんが『事故を起こして修理したのではないか』と聞いてきた。主に女性の消費者をターゲットにしたのではないか」という内容だった。

 さらにK被告は、一部の書き込みで「(教職に就いている)私の学校の同僚77人やその家族も、今回の事件を注目している」と付け加えた。K被告がこのように虚偽の内容を書き込み続けたため、SさんはK被告を名誉毀損(きそん)罪で告訴し、ソウル東部地裁は23日、K被告に罰金150万ウォン(約10万円)の判決を言い渡した。

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