女性講師、知人女性になりすましメール不正閲覧

女性講師、知人女性になりすましメール不正閲覧
2012年5月31日12時24分 読売新聞

 岐阜県警は30日、揖斐川町北方、岐阜市立三輪中学校の美術講師広瀬恵子容疑者(47)を不正アクセス禁止法違反容疑などで逮捕した。

 発表によると、広瀬容疑者は昨年11月15日から18日までの間に、同校のパソコンを使い、知人の岐阜市の女性になりすまして、女性のヤフーメールのパスワードを不正に変更。メールサーバーに保管されていた女性のメールを閲覧した疑い。

 昨年11月中旬に女性が「メールができなくなった」と県警に相談していた。調べに対し、広瀬容疑者は「彼女になりすまして、パソコンを使った」と容疑を認めているという。県警は閲覧した動機などを調べている。

 広瀬容疑者の逮捕を受けて、同市教委の島塚英之事務局長と同校の森島恵照校長らが同市役所で記者会見し、「生徒や保護者の信頼を裏切る結果となり、大変残念。今後、教職員のモラルの向上と情報管理の徹底を図るように指導していきたい」と謝罪した。学校のパソコンを使って勝手に、学校外にメールを送信することは、同市教委の利用規程に違反しているという。

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