県教委:淫行で罰金の臨時講師免職 /青森
毎日新聞 2012年06月01日 地方版
県教委は31日、県青少年健全育成条例違反(淫行(いんこう))容疑で逮捕され、罰金30万円の略式命令を受け納付した県立弘前工高の荒城豪臨時講師(32)を同日付で免職処分したと発表した。建造物侵入容疑で逮捕された県立大湊高非常勤職員、佐渡信也容疑者(32)も30日付で懲戒免職とした。
県教委によると、荒城臨時講師は2月27日に弘前市内のホテルで女子高生(当時17歳)にみだらな行為をしたとして、今月8日に逮捕された。3月末まで別の高校に勤務し、任用期間がいったん切れたため、懲戒免職にできないという。佐渡容疑者は今月19日、大湊高の女子トイレに盗撮目的で侵入したとして同日逮捕された。
県教委は荒城臨時講師の逮捕後、県内の高校に服務規律の徹底を指示する文書を出していた。記者会見した橋本都教育長は「事件が続いたのは遺憾。速やかに再発防止策をまとめたい」と話した。【高橋真志】