高崎線で女子高生に痴漢容疑 県立高臨時教諭を逮捕→「触ってない」
2012.6.7 16:46 産経新聞
電車内で女子高生の下半身を触ったとして、埼玉県警大宮署は7日、県迷惑行為防止条例違反(痴漢)の現行犯で、県立杉戸高校臨時教諭、清水毅容疑者(31)=北本市本町=を逮捕した。同署によると、「電車が揺れて手が当たったかもしれないが、触っていない」と容疑を否認している。
大宮署の調べでは、清水容疑者は7日午前7時5分ごろ、JR高崎線宮原−大宮間の上り電車内で、県内の私立高2年の女子生徒(17)の下半身を触った疑いが持たれている。女子生徒は「今月1日にも同じ人物に痴漢された」と話しており、裏付けを進めている。
同署によると、清水容疑者は出勤途中。生徒に車内で腕をつかまれたが、大宮駅で下車して逃走したため、生徒が大声を出して助けを求め、駅構内にいた機動隊員が取り押さえた。
県教委県立学校人事課によると、清水容疑者は平成16年に非常勤講師として任用。22年に欠員を補充する臨時教諭として任用され、今年4月から杉戸高校で英語を担当していた。同課は「事実関係の詳細を確認中」としている。