中核派に名義貸しの野洲市立小教諭を書類送検 滋賀

中核派に名義貸しの野洲市立小教諭を書類送検 滋賀
産経新聞 2012年6月14日(木)7時55分配信

 野洲市教育委員会は13日、京都市在住の野洲市立小学校の男性教諭(54)が、過激派・中核派に名義を貸して通帳をつくったとして、詐欺の疑いで、警視庁から東京地検に書類送検されたと発表した。市教委の聞き取りに、男性教諭は「中核派とは全く知らなかった。平和活動で使うのかと思っていた」と話しているという。書類送検は8日付。

 市教委によると、男性教諭は平成22年9月、平和活動で知り合った中核派関係者の男女2人から「不動産の家賃を支払うために口座をつくってほしい」と依頼を受けた。教諭は同月、銀行口座を開設し、数カ月後に通帳とキャッシュカードを2人に渡したという。

 市教委は、県教委とも協議のうえ、今後処分を検討するとしている。

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