北教組:小関副委員長を正式承認 「多大な迷惑」と謝罪 /北海道

北教組:小関副委員長を正式承認 「多大な迷惑」と謝罪 /北海道
毎日新聞 2012年6月21日(木)10時53分配信

 札幌市で開かれていた北海道教職員組合(北教組)の定期大会は20日、10年3月の政治資金規正法違反事件で起訴猶予となった小関顕太郎・前書記長が副委員長となる新執行部を正式に承認し、閉会した。小関副委員長はあいさつで「組合員や執行部に多大な迷惑をかけたことを衷心からおわびする」と謝罪したが、報道陣の取材には一切応じなかった。
 大会では今後も教員の主任手当に反対し、組合が集めた手当金については社会還元していくことなどを柱とした運動方針案を可決。具体的な使途については「震災で被害を受けた子供のために使ってほしい」(網走支部)などの意見が出たが、今後、委員会を設置し検討することにした。
 また、役員選について疑義があるとする地方支部の議案が提出され、会議の一部を秘密会とする一幕もあった。林秀彦委員長は「秘密会なので、詳しい内容は言えない。北教組への厳しい意見があることを踏まえて、対処していきたい」と話した。【千々部一好】

6月21日朝刊

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