(朝鮮日報日本語版) 中国に軍事機密売却、ロシアが教授2人に重罰

(朝鮮日報日本語版) 中国に軍事機密売却、ロシアが教授2人に重罰
朝鮮日報日本語版 2012年6月22日(金)8時9分配信

 ロシア・サンクトペテルブルクの裁判所は20日、中国にミサイル関連の軍事機密を流出させたとして起訴されたバルチック国立技術大学(BGTU)の教授2人に国家反逆罪でそれぞれ禁錮12年、12年6月の判決を言い渡した。BGTUはロシアを代表する技術・エンジニアリング部門の専門大学。被告らはロシアの将来的な核戦力の基礎となる潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「ブラバ」の諸元など重要な軍事情報を漏らしたとされる。

 インタファクス通信によると、被告らはSLBMに関する機密情報を中国軍の情報当局者に売り渡したとして、2010年3月に逮捕された。

 被告らは2009年5−6月に中国を訪れ、ブラバの水中発射に関する詳細な技術情報を7000ドル(約56万円)で売却したとされる。中国側はロシア軍の地上発射ミサイル「トポルM」「イスカンダル」に関する情報も入手しようとした。

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