体罰:高校教諭、停職1カ月に 県教委処分 /長野
毎日新聞 2012年7月13日(金)11時35分配信
県教委は12日、ともに生徒に体罰を加えたとして、東信の男性高校教諭(43)を停職1カ月▽南信の男性中学教諭(44)を減給10分の2の3カ月−−の懲戒処分にした。更に事実を知りながら県教委に報告しなかったとして、高校教諭の上司の男性校長(58)を減給10分の1の2カ月▽中学教諭の上司の男性校長(59)を減給10分の1の1カ月−−の懲戒処分にした。
県教委によると、高校教諭は今年2〜5月、授業中などで生徒に暴力を振るったり、暴言を吐いたりしたとしている。教諭は昨年4〜8月にも複数の生徒に体罰を繰り返し、被害者は計二十数人に上るとみられる。教諭は「規律を守らせようとして行き過ぎた行為になってしまった」と釈明したという。
中学教諭は顧問を務める女子バレーボール部で、部員が競技でミスをした際、暴言を吐いたり、髪をつかんだりしたとしている。【小田中大】
7月13日朝刊