教職員不祥事:「体罰」など課題山積 教職員3000人調査結果、県教委報告 /宮崎

教職員不祥事:「体罰」など課題山積 教職員3000人調査結果、県教委報告 /宮崎
毎日新聞 2012年7月19日(木)15時3分配信

 教職員の相次ぐ不祥事をめぐり、県教委は18日、県立全51校を対象に実施した調査結果を県議会常任委員会に報告した。課題として「体罰・行き過ぎた言動などの禁止」「交通法令の順守」などを挙げた学校が多く、県教委は今後の対策に反映させる方針。
 調査は6月7〜29日、全教職員約3000人を対象に実施。42項目の自己点検チェック表に記入させ、各学校長が集計して、学校としての課題と改善策を県教委に報告した。
 まとめによると、「体罰や行き過ぎた言動などを目撃した場合の対応」を課題に挙げたのは37校。「児童生徒の言動への冷静な対応」も17校が課題とした。改善策として「感情的な指導と確認できる場合は周囲の職員が間に入る」などとする学校が多かった。
 他に▽個人情報の保護▽わいせつ行為・セクハラなどの禁止▽公金などの適正で厳正な管理執行−−を課題とする学校が目立った。【門田陽介】

7月19日朝刊

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