生徒の着替え盗撮狙い侵入=教室にカメラ、男性教諭逮捕―静岡県警

生徒の着替え盗撮狙い侵入=教室にカメラ、男性教諭逮捕―静岡県警
時事通信 2012年7月24日(火)12時24分配信

 教え子の女子中学生の着替えを盗撮しようと教室に忍び込んだとして、静岡県警清水署は24日、建造物侵入容疑で静岡市立中学校教諭の岡部博容疑者(29)=同市清水区能島=を逮捕した。同署によると、盗撮目的の侵入を認めているという。
 逮捕容疑は6日午後5時ごろ、女子生徒の着替えを盗撮するため、教室内に侵入した疑い。
 同署などによると、岡部容疑者は女子ソフトテニス部の顧問で、同部の1年生が更衣室代わりに使っていた教室に小型カメラを設置したという。教室でのミーティング後、女子生徒の着替えのために同容疑者が教室を離れた際、生徒がロッカーの上に置かれた本と本の間からカメラを発見した。

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静岡市の中学校教師、女子生徒の着替え盗撮目的で教室侵入 逮捕
フジテレビ系(FNN) 2012年7月24日(火)19時37分配信

現役の教師が、またしてもわいせつ事件で逮捕された。今度は、教え子に対する盗撮で、生徒自らが異変に気づいた。
修学旅行のバスの中で、教え子と一緒にピースサインで写真に収まる男。
現役教師のこの男は、静岡市清水区の岡部 博容疑者(29)。
岡部容疑者は、自分が勤める学校で、教え子の女子中学生が着替えているところを盗撮しようと教室に侵入し、建造物侵入の疑いで、24日に逮捕された。
12日、静岡市教育委員会は「深く市民の皆様に、おわび申し上げたいと思います」と謝罪していた。
不祥事が相次ぐ静岡県で、またも起きた現役教師のわいせつ事件。
7月6日夕方、岡部容疑者は、女子生徒の着替えを盗撮する目的で教室に侵入し、小型カメラを設置したという。
勤務先の中学校では、数学を教える一方、課外活動では、女子ソフトテニス部の顧問として、生徒を指導していた岡部容疑者。
岡部容疑者は、数学を担当し、女子ソフトテニス部の顧問、生徒からは「熱血漢タイプの先生」と、評判も上々だった。
生徒は、「誰にでも厳しくて、生徒のことを思っている先生」、「優しくて、相談があれば乗ってくれて、怒るときはちゃんと怒ってくれる」などと話した。
7月6日、女子ソフトテニス部が、教室でミーティングをしていた際に、その場に一緒にいたという岡部容疑者。
その後、1年生の部員が着替えるため、岡部容疑者は教室を退室したが、ロッカーの上に置かれた小型ビデオカメラを部員が見つけたという。
岡部容疑者が勤める中学校の生徒は、「(カメラはどこに?)本のところ、本と本の間。テニス部の人は、みんな気づいていたらしい」と話した。
このことを部員の親が学校に通報し、事件が発覚した。
静岡市教育委員会は、7月12日に盗撮の事実を発表し、岡部容疑者を自宅謹慎させていた。
静岡県では2011年度、男性教師8人が逮捕され、その半数の4人が、わいせつ事件に関与。
2011年10月、静岡県教育委員会の安倍 徹教育長は「それは万策尽きたということ」と話していた。
さらに、2012年5月には、公立中学校の男性教師が、女子生徒の体を触り、懲戒免職処分になった。
こうした中で起きた中学教師の犯罪。
今回の岡部容疑者の逮捕に、生徒の親は「ちょっとびっくり。(中学の)評判が落ちるんじゃないかなと思うけど。高校受験の時も、名前で落とされたりしないか心配になる」と話した。
岡部容疑者は容疑を認めていて、警察は、余罪についても調べを進める方針。

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