香川大、不適切行為で准教授を停職6カ月

香川大、不適切行為で准教授を停職6カ月
産経新聞 2012年7月28日(土)7時55分配信

 香川大は27日、女子学生にセクハラが疑われる不適切な行為をしたとして、30代の男性准教授を21日付で停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。

 同大によると、准教授と学生は昨年5月ごろに知り合い、同年12月に学生が「結婚話などで恋愛関係にあると錯覚させて性的関係を持った」などと准教授にセクハラを受けたとの申し出があった。

 大学側は調査の結果、2人は一時交際していたと認定した上で、昨年8月に勉強以外の目的で深夜に自分の研究室に呼び出したり、准教授が交際をリードしたりしたことが「教員の本分を逸脱している」などとして懲戒処分を決めた。管理者責任として長尾省吾学長は給与1カ月の10%を返納する。

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同居女性いる准教授、女子学生に「結婚しよう」
2012年7月28日16時47分 読売新聞

 香川大学は27日、30歳代の男性准教授が女子学生を深夜に研究室に呼び出すなど不適切な行為をしたとして、20日付で停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。

 監督責任を取り、長尾省吾学長は給与10分の1(1か月)を自主返納する。

 発表によると、准教授は20歳代の女子学生の進路相談などに乗るうち、昨年8月頃に交際を始め、個人勉強会と称して午前1時に学生を研究室に呼び出し、体に触るなどした。

 交際をやめた後の昨年12月、女子学生が学内のハラスメント相談員に訴え出て発覚。准教授は、同居女性がいるにもかかわらず「結婚しよう」などと言って交際を持ちかけていたといい、同大学は、教員として不適切な行為で大学の信用を失墜させたとして処分を決めた。記者会見した長尾学長は「学生や、大学に期待を寄せている地域の方々に申し訳ない」と陳謝した。

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