万引4回 教諭を懲戒免職 浜松市教委「教育への信頼失墜」

万引4回 教諭を懲戒免職 浜松市教委「教育への信頼失墜」
産経新聞 2012年8月4日(土)7時55分配信

 浜松市教育委員会は3日、ドラッグストアで化粧品や食品を万引したとして窃盗の疑いで逮捕され、罰金30万円の略式命令を受けた市立中学の斎藤央美(おおみ)教諭(31)を、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。斎藤教諭は市教委の聴取に対し、6〜7月に同じ店で計4回万引したことを認めたという。

 市教委は「この行為は窃盗にあたり、児童生徒に社会のルールを教え、規範意識を育てる教員が法を犯すことは、学校教育への信頼を失わせる」と判断。最も重い懲戒免職処分とした。

 斎藤教諭は先月6日、同市中区のドラッグストアで、口紅や栄養補助食品など13点(約3万円相当)をかばんに入れ、レジを通らず店を出てそのまま逃げた。約20分後に店に戻って万引を認めたため、浜松中央署員に逮捕された。

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