提訴:山の手高前事務長「不適切会計指摘し解雇された」 /北海道

提訴:山の手高前事務長「不適切会計指摘し解雇された」 /北海道
毎日新聞 2012年8月3日(金)11時12分配信

 の前事務長の男性(64)が高校内の不適切会計を改善しようとしたところ不当に解雇されたとして、2日までに同校を経営する学校法人西岡学園(札幌市西区)に地位確認と約217万円の賠償を求め、札幌地裁に提訴した。
 訴状によると、男性は10年3月、事務長として採用され、同校のクラブ活動の領収書が提出されていないなどの不備を指摘したところ、昨年1月に解雇通告を受けた。道監査委員事務局によると、同校は10年に監査を受けタクシー代の明細書を添付するよう行政指導を受けていた。
 同校の西岡憲広理事長は「雇用は1年契約で、不当解雇には当たらない。会計処理の不備はあったが、改善済みで不正流用は一切ない」と話している。【坂井友子】

8月3日朝刊

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