答案用紙裏に生徒個人情報 県立高教員気づかず印刷 広島
産経新聞 2012年8月1日(水)7時55分配信
県教委は31日、県立熊野高校(熊野町)で、生徒の成績などの個人情報が印刷された資料が、誤って別の生徒へ配布されていたと発表した。6月15日に実施された1年生の国語の小テストで、答案用紙10数枚の裏に3年生の生徒1人分の全国偏差値や志望校などの個人情報が印刷されていたという。7月19日に教員が気づき、回収した。
進路指導部の教員が会議の資料として印刷したものを置き忘れ、国語の教科担当教員が気づかずに裏紙として答案用紙の印刷に使用したことが原因という。県教委は同校へ再発防止策の検討などの指導を行う方針。