教育研究集会での学校使用求め大阪市教組が提訴

教育研究集会での学校使用求め大阪市教組が提訴
読売新聞 2012年8月14日(火)20時54分配信

 大阪市教職員組合(市教組)が来月開催予定の教育研究集会を巡り、組合に便宜供与しないことを定めた「労使関係に関する条例」を根拠に、市側が集会の会場としての学校使用を認めなかったのは不当だとして、市教組は14日、不許可処分を取り消し、使用を認めるよう求める訴訟を大阪地裁に起こした。

 今月1日の施行後、同条例を巡る訴訟は初めてという。

 訴状によると、市教組は約40年前から年1回、市立小を会場に同集会を開催している。今年は9月8日に市立西九条小(大阪市此花区)での開催を決め、7月31日に同小校長に学校施設の使用願を提出した。しかし、校長は「労働組合などの組合活動に関する便宜の供与は行わない」との条例の規定を理由に今月7日、不許可としたという。

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