いじめ問題:知事と県教委、サポートチーム創設方向で合意 /鳥取
毎日新聞 2012年8月11日(土)15時43分配信
いじめ問題への対策を検討するため、平井伸治知事と県教委(笠見幸子委員長)は10日、意見交換会を開き、自殺などの重要事案が発生した場合に有識者による「第三者調査機関」を設置することや、県教委と県の知事部局などでいじめを中心とした子どもの悩みに対応する「サポートチーム」を創設する方向で合意した。今年3月に県と県教委で締結した「教育に関する協約」に早急に盛り込む。
サポートチームは、精神科医などの専門家や警察関係者などで構成し、学校レベルでは解決が困難な場合に必要に応じて派遣するような形を想定している。このほか、子どもが相談しやすくするため、メールを使った受け付け窓口を設置することなどでも一致した。【田中将隆】
8月11日朝刊