授業中に蹴られ中2骨折…「5月頃からいじめ」 大分

授業中に蹴られ中2骨折…「5月頃からいじめ」
読売新聞 2012年8月21日(火)8時17分配信

 大分県別府市の市立中2年の男子生徒(14)が7月、授業中に同級生から脇腹を蹴られて肋骨(ろっこつ)1本を亀裂骨折し、6週間のけがと診断されていたことが分かった。

 生徒は「5月頃から度々いじめを受けていた」と話しているといい、学校側は「事件の兆候を見逃していた。再発防止に努める」としている。

 生徒を支援するNPO法人「全国いじめ被害者の会」などによると、生徒は7月18日の音楽の授業中、合唱の練習で教諭が目を離している時、同級生の男子生徒から脇腹を蹴られた。

 学校側は同23日に加害生徒と保護者とともに、被害生徒に謝罪した。

 被害生徒は「(この同級生から)体育の授業中に小石を投げられたり、廊下で頭をはたかれたりし、いじめと感じていた」と話しているという。学校によると、5〜7月頃に頭をはたかれる様子を目撃した教諭はいたが、加害生徒を注意するだけにとどめたという。

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