自殺した茨城・中2の携帯に「死ね」メール複数
読売新聞 2012年8月19日(日)14時14分配信
茨城県常陸太田市の市立中学2年の男子生徒(14)が16日、自宅で首をつって死亡した問題で、市教委と生徒が通う中学校の教頭が18日に記者会見し、3人の男子生徒が死亡した生徒に対し、携帯電話で「死ね」と書いたメールを複数回送るなどのいじめがあったことを認めた。
県警は自殺と断定。市教委は「いじめが自殺の要因となった可能性がある」として調査を進めている。
教頭らによると、16、17両日に実施した同級生への聞き取り調査の結果、3人が今月、亡くなった男子生徒に「死ね」などと書いたメールを携帯電話で送っていたほか、会っても無視するなどしたことが判明。いじめのきっかけははっきり説明していないが、「あいつを仲間外れにしよう」と話し合ったという。
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いじめか 中2男子自殺 遺書に同級生の名前が…
テレビ朝日系(ANN) 2012年8月19日(日)1時27分配信
茨城県内の中学2年の男子生徒が自殺し、同級生の名前を挙げて、いじめられたとする内容のメモが残されていたことが分かりました。
16日午前11時半ごろ、常陸太田市の中学2年の男子生徒(14)が自宅で自殺していると、警察から教育委員会に連絡がありました。生徒の近くには遺書のようなメモが残され、3人の同級生の名前を挙げたうえで、いじめられたという内容が書かれていたということです。
生徒が通っていた中学校の校長:「(本人は)本当につらいと思うんですが、冷やかし、からかいが本当に自殺の原因なのだろうかと…」
中学校は、この3人に対して話を聞いているほか、今後、いじめの有無などについて、全生徒と職員に聞き取り調査などを行うことにしています。自殺した男子生徒は目立った休みもなく、担任教師と部活動の顧問は、いじめについては把握していなかったということです。