<北九州市教委>いじめ緊急調査へ 全小中学校
毎日新聞 2012年8月22日(水)11時10分配信
大津市の中学生が自殺した問題などを受け北九州市教委は9月、いじめの実態を調べるため、市立の全小中学校193校で児童・生徒を対象にした緊急アンケート調査を実施する方針を決めた。いじめについて全小中学生に同じ設問で調査するのは、同市で初めてという。
市教委によると、緊急アンケート調査は無記名で実施。いじめ被害の有無▽被害の内容▽同級生らに対するいじめの目撃−−など全11問あり、選択式で回答を求める。市教委はこれまで、いじめの実態調査の方法について各学校に任せていたが、一斉に調査する必要があると判断した。
市教委は「いじめの実態を把握し、適切な対応を早急にしたい」と話している。【内田久光】