いじめ問題、市民交え議論 城陽市教委が評議会

いじめ問題、市民交え議論 城陽市教委が評議会
京都新聞 2012年9月6日(木)11時19分配信

 「開かれた教育委員会」を目指す城陽市教育委員会は5日、教育委員に学識者や市民を加えた評議会を市役所寺田分庁舎で初めて開いた。いじめ問題について、親や元教諭などの立場から意見を交わした。
 教育行政に市民が参画することで、形骸化が指摘されている教委の活性化を図るのが狙い。評議会は教育委員5人に大学教授、弁護士、歯科医、PTA代表、公募で選ばれた市民を加えた計11人で構成され、年3回ほど開催する。
 初回の会合では、市教委事務局が「昨年度にいじめで指導した市内の児童生徒は小学校12件37人、中学校6件17人」と報告。続いてメンバーが「定期的に学校でいじめの調査をしてはどうか」「いじめといたずらの境界線が難しい」などと意見や課題を出し合った。
 最後に?川武雄教育委員長が「いじめ対策の妙案があれば教えてほしい」と呼び掛けた。

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