始業式:2学期スタート 校長が「いじめ根絶」訴え−−長崎市内小学校 /長崎

始業式:2学期スタート 校長が「いじめ根絶」訴え−−長崎市内小学校 /長崎
毎日新聞 2012年9月4日(火)15時43分配信

 子供たちの夏休みが明けた3日、県内の多くの小学校で始業式があり、2学期が始まった。長崎市内の学校の始業式では、大津市の中2男子自殺事件など全国的ないじめ問題の深刻化を受け、校長がいじめ根絶を訴えた。
 長崎市立桜町小(同市勝山町)では、始業式で小澤明校長が、全校児童472人に対して「いじめは絶対にしてはいけません。自信のある人は、人をいじめたりはしません。もし、いじめられている人がいたら、みんなで全力で守ります」と強く訴えた。また、「2学期はいろいろなことで自分の自信をつけて頑張ってほしい」と激励した。
 同校の児童は自由研究や工作など、夏休みの宿題を大事そうに抱えて登校。始業式の後、学級ごとに夏休みの宿題を先生に提出し、大掃除をして、久しぶりの学校生活を楽しんだ。学級活動内でいじめ問題について考えたクラスもあり、新しい学期のスタートに期待をのぞかせた。【梅田啓祐】
〔長崎版〕

9月4日朝刊

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