中1男子生徒「いじめ受け重傷」警察に被害届 千葉・松戸市

中1男子生徒「いじめ受け重傷」警察に被害届 千葉・松戸市
産経新聞 2012年9月13日(木)11時49分配信

 松戸市の市立中学校1年の男子生徒(12)が同級生からいじめを受け、けがをしたとして、傷害容疑で松戸署に被害届を出し、受理されたことが12日、県警への取材で分かった。同市教育委員会は同日、男子生徒へのいじめがあったと発表した。男子生徒は2学期から登校していないという。

 同署には右足に重傷を負ったという診断書も提出されており、県警は慎重に捜査する方針。同市教委の山根恭平教育長は「関係者に多大な迷惑をかけて申し訳ない。解決に向け努力していきたい」と述べた。

 市教委は7月25日に、男子生徒の保護者の知人から、いじめを指摘する電話を受けて調査。5月ごろから、同じクラスの7人を含む1年生男子生徒11人が、シャープペンの芯で体を突いたり、足を踏んだりしたほか、差別的発言を強要するなどして、いじめていたことが分かったという。

 また、学校側には右足の爪の下に内出血があるとする5月26日付の診断書が示されており、市教委ではいじめによるものか確認を急いでいる。

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