家賃1万円公舎に入居せず次男夫婦が居住
日刊スポーツ 2012年9月14日20時15分
広島県教育委員会は14日、教職員公舎に入居せず次男夫婦を住まわせたとして、広島県西部の県立高校の男性教諭(59)を停職1カ月の懲戒処分にした。
県教委によると、教諭は自宅が手狭になったとして2008年3月、本人と妻が居住する名目で広島市内の教職員公舎への入居を申請し、その後認められた。
しかし、教諭は病気療養のため入居せず、教諭の次男夫婦が同年4月に入居し、約4年3カ月間住み続けた。この間、教諭は近くの自宅に住んでいた。今年6月に県教委に通報があり発覚した。
県教委によると、教職員が住まず他人に貸すことは公舎管理規則で禁止されている。教諭は「家族の居住は問題ないと思った」と話している。公舎の間取りは3DKで、家賃は約1万円だった。(共同)