札幌・中1自殺:いじめ調査検討委、18日に初会合−−札幌市教委 /北海道

札幌・中1自殺:いじめ調査検討委、18日に初会合−−札幌市教委 /北海道
毎日新聞 2012年9月15日(土)13時13分配信

 札幌市白石区の市立中学1年の男子生徒(12)がいじめを示唆するメモを残して自殺した問題で、札幌市教育委員会は14日、臨時会議を開き、自殺の経過や背景を調べる調査検討委員会を設置した。外部委員は福井雅英・道教育大教授▽山口均弁護士▽氏家武・精神科医師の3人に依頼。第1回会合を18日に開催し、2カ月後をめどに報告書を公表する。
 調査委では外部委員に加え、市教委の池上修次・指導担当部長と当該の中学校長が調査にあたる。
 札幌市のいじめを巡る調査委員会は11年9月、同市手稲区の中学2年の男子生徒(当時13歳)が自殺した際にも設置された。前回の調査経験を生かすため、外部委員は前回と同じ委員に依頼した。
 前回は学外の交友関係に踏み込めず、「調査の課題」として指摘されたことから、今回の設置要綱には「委員会が必要と判断する事項」を委員会の任務に加え、学外の調査などより広い角度からの調査を目指している。【高山純二】

9月15日朝刊

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